使い方のポイントと注意点
*肩部分は首に食い込まないように、肩を覆うように使用すると疲れを軽減できます。
*赤ちゃんの位置が低いと、抱く人の身体に負担がかかります。
赤ちゃんのお尻の位置が抱く人のおへそのあたり、又はそれよりも上の方が、重心があがり身体が楽です。
*抱く人が自信を持って抱くと、赤ちゃんも安心してくれます。
ブランケットの代わりに・・・
夏の冷房、冬の寒さなど、汗っかきの赤ちゃんは体温調節が未熟なために着るもの・掛けるもので調節してあげる機会が多いです。
ちょっと肌寒いかな、という時などはふわスリングのポーチ部分を広げて掛けてあげると、ブランケットに早変わり。
特別な用意は必要ありません。これで荷物が1つ減りますね。
店主は夏の冷房で冷えすぎたお店に上着を忘れてしまった時、自分の肩にふわスリングを掛けてストールの代用にしてしまうこともあります。
チェアベルトの代わりに・・・
子供用の椅子がなく、大人の椅子に座らなければならない時・・・不安ですよね。
そんな時には子供と椅子にふわスリングを掛けます。
太目のヘアゴムがあれば、更にぴったりサイズに結んで安定感のあるベルトに早変わり。とっても簡単です。
暑い日のお散歩に
暑い夏は大人も子供も汗びっしょり。
できれば抱っこは避けたい・・・と思いますが、実はコンクリートに近いベビーカーよりもスリングの方が赤ちゃんにとっては涼しいです。
こんな風に日傘に入っているのを見るだけで、赤ちゃんが涼しそうに感じませんか?
更に、ケーキ屋さんでもらう保冷剤をタオルに包んで、大人と子供の間に忍ばせておきます。夏のお散歩も快適に過ごせますよ。
大事なペットにも
スリングは赤ちゃん用の抱っこひもですが、小さなペットキャリーとしても隠れた人気があります。
上の画像のモデルはトイプードルの4歳のモコちゃん。3.8キロです。スリングが大好きで自分から足をスルスルと入れてきて、落ち着いた表情で抱っこされてくれました。
ペットを連れてのお出掛けも楽しく過ごせますね。
スリングを使用中に赤ちゃんが寝てしまったら、5~10分くらいで抱き替えまたは寝かせると赤ちゃんは起きずにそのまま眠ってくれることが多いです。
5分以内だとまだ眠りが浅く、動かされると敏感に反応してしまいます。
逆に15分以上経ってからだと、すでに安定して眠っているので場所が変わると起きてしまうことが多いです。
もちろん赤ちゃんによって個人差がありますので、様子を見ながら調整してあげてくださいね。
スリングからお布団に下ろす時
赤ちゃんをお布団に下ろした時に泣いてしまった時、しばらくママの胸を赤ちゃんの胸にくっつけてみてください。
抱っこしていた時の感覚に近くなり、そのまままた眠ってしまうかもしれません。
そうしたら、そっとママだけスリングから抜け出ることができます。それでもダメな時はもう一度抱っこしてあげてくださいね。
小さい赤ちゃんは特に、丸まった状態を好みます。
お布団は平らで固いので、どうしても敏感に反応してしまう子も多いですよね。
我が家は素手でだっこよりもスリングで寝かしつける方が楽でしたし、お布団よりもバウンサーの方が置く時の失敗が少なかったです。
外出中に眠ってしまった時
もし寄り添い抱きで眠ってしまった時は、
ゆりかご抱きに抱きかえると頭が安定して楽です。
①寄り添い抱きの状態で、赤ちゃんのお尻を少し持ち上げます。
②少し前かがみになって、赤ちゃんの足をスリングが肩にかかっているのと逆側の脇へ移動させます。
③赤ちゃんの頭をスリングの中にやさしく入れ、頭側の生地をさらにずりずりと引っ張り、整えてあげます。
肩綿部分が前の方にきてポーチが狭い時は、スリングの中に手を入れて赤ちゃんのお尻を軽く支え、スリング全体を後ろ方向へずらします。
④完成。抱きかえることで赤ちゃんの頭のぐらつきがなくなり、ママが楽になります。
*簡単な家事は出来ますが、火の近くでのご使用はおやめ下さい。
*運転中・自転車の乗車中は使用禁止です。
*赤ちゃんにも大人の体にも負担がかかりますので、連続使用は2時間以内にしましょう。
*無理をせず赤ちゃんの月齢に合った抱き方をして下さい。
*使用中は赤ちゃんの顔が見えるように抱っこし、様子をこまめに確認して下さい。
*手を添えずに前かがみになると赤ちゃんが不安定になります。前にかがまず腰を落とす動作にしましょう。また、危険な時にはすぐに手を添えられるよう注意してご使用下さい。
*動きはゆっくり気をつけて。急な動きは危険を伴うと共に、赤ちゃんがビックリします。
*赤ちゃんの成長・大人の体型の変化などによってサイズが合わなくなった場合は直ちに使用を中止し、サイズの合っているものを購入して下さい。
*スリングは消耗品です。お使いになるうちに布が磨耗してきますので、スリングの「おさがり」はお避け下さい。